2019年12月03日
小太りじいさんのおむすびころころ
むかしむかしおじいさんが山にいつものように木の実をおしゃぶりしに行きお昼ご飯におむすびを食べようとしたらうっかり転がしてしまい小さな穴の中に落ちてしまった
お爺さんが穴に半ば無理やりそれを拾いに行くと大きな穴が開きました。中でネズミたちがびっくりしてたのでお爺さんはお詫びに躍りを披露しました
ホーーーー!
ネズミたちは大喜び!帰りに小判をどっさり貰ったのですが帰って婆さんとお団子食べながらなんてお返ししたらいいのか困ったもんだなぁと腕組みしていました。
なぁ婆さんや!
ほんにのう。 モグモグ!
おむすびに毒を入れて握らせて山で同じことをしました
そして穴の中に入ろうとしたがめつい郎だがお腹がつっかえて入れない。上半身が穴の中で暴れているのがネズミたちには醜い躍りに見えて興ざめしていました。やがてスポッと抜けたのですがそこでがめつい郎は猫の鳴き真似をしてネズミたちが怯えている隙に小判を奪って逃げようとしました。しかしネズミたちは冷静さを取り戻しがめつい郎を袋叩きにしてひっくり返郎にしまいました。
延びきった郎
それ以来となりのじじいと娘が欲をかくことはなくおとなしいや郎とドキドキが止まらない子になりましたとさ!
これが あの有名なおむすびころころの元になったのですが こぶとりじいさんの悪い方のじいさんもこのふと郎が小太りだったのが訛って瘤取りじいさんになったとか?
歴史を紐解くと意外な物が見えてきますね
おはようございます
kaizoku00006969 at 08:37│Comments(0)│短編小説