それはそうとおはよ

2019年11月23日

爺爺捨山

昔々西淀川出来物島地方では60過ぎた爺は千舟山(当時は無人島)に捨てに行かねばならないという掟がありました。
アキラと言う心優しい少年のお父ちゃんが87才(余募労)なのですが歳を誤魔化して生きていたがもう誤魔化せないほどヨボヨボに成り果てたので捨てにいきましたFotor_157427845447618

帰りの道すがらで息子が迷子にならないように枝をおとしていき道標をつくってました。
そして山におじいちゃんを捨てて帰ろうとしたけど心配すぎてひきもどし連れて帰ってしまったのです1490153214453

そして、トイレを改造して余募労父さんを見事便器にして隠しました。

ある日隣国杭瀬村の親分がゴキブリを百匹集めなさい、さもなくは出来物島を攻め落とすぞ!と難題を押し付けてきた
殿様が困り果てているところにアキラ少年は余募労に捕まえてもらったゴキブリ百匹を贈呈した。

続いてまた杭瀬は  ケジラミを人くらい大きくして持ってこいとの難題を
これも余募労が捕まえてくれた!
不細工でデブで、音痴な歌い手を捕まえてきなさい
おじいちゃんがトイレしに来た蚊儺肛門の助を捕まえてくれましたFotor_157426834667030


これには杭瀬村も参った!もう二度と襲おうとはしてきませんでした

お殿様は喜んで凄いお主の実力じゃのー!と!IMG_20180625_165457

アキラは本当の理由をお殿様に告げました
何じゃとー!と便器に変わった余募労を今すぐ海に捨ててこい!と逆鱗に触れました。そして余募労はいつも中身だけたれ流していた大阪湾に自分も捨てられてしまったのですFotor_157434509478213


よぼろうが便器の形に変わっていたのでアキラ少年もそんなに悲しむことなく海に捨てることができました

余募労の悔し涙でそれ以来大阪湾が汚くなったそうじゃ

これが本当のおばすて山の元になったストーリーだそうな!

めでたしめでたし


kaizoku00006969 at 09:35│Comments(1)短編小説 

この記事へのコメント

1. Posted by うけるんですが   2019年11月23日 10:38
この人うけるんですが

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