2019年11月23日
爺爺捨山
昔々西淀川出来物島地方では60過ぎた爺は千舟山(当時は無人島)に捨てに行かねばならないという掟がありました。
帰りの道すがらで息子が迷子にならないように枝をおとしていき道標をつくってました。
そして、トイレを改造して余募労父さんを見事便器にして隠しました。
ある日隣国杭瀬村の親分がゴキブリを百匹集めなさい、さもなくは出来物島を攻め落とすぞ!と難題を押し付けてきた
殿様が困り果てているところにアキラ少年は余募労に捕まえてもらったゴキブリ百匹を贈呈した。
続いてまた杭瀬は ケジラミを人くらい大きくして持ってこいとの難題を
これも余募労が捕まえてくれた!
不細工でデブで、音痴な歌い手を捕まえてきなさい
これには杭瀬村も参った!もう二度と襲おうとはしてきませんでした
アキラは本当の理由をお殿様に告げました
よぼろうが便器の形に変わっていたのでアキラ少年もそんなに悲しむことなく海に捨てることができました
余募労の悔し涙でそれ以来大阪湾が汚くなったそうじゃ
これが本当のおばすて山の元になったストーリーだそうな!
めでたしめでたし
kaizoku00006969 at 09:35│Comments(1)│短編小説
この記事へのコメント
1. Posted by うけるんですが 2019年11月23日 10:38
この人うけるんですが